私が出会った王子様気取りな男
こんにちわ。
三十路です。
関東はそろそろ梅雨に入りそうですね。
この時期になるとある人のことを思い出すんです。
そうそれは三十路がまだピチピチの(死語?)19歳だった頃。
王子との出会い
大学生活も2年目に入りようやく友達も増え、勉強にも慣れてきた6月頃。
専攻していた授業を女友達と楽しく受けていると、女友達の友達A君とその友達B君が隣にやってきました。
A君は気さくでムードメーカー。
B君はかなり人見知りのようでA君や三十路たちの話を下を向きながら聞いているだけでした。
A君のおかげで、すっかりすっかり授業だということも忘れてみんなで楽しくわいわい話し、(良い子は真似しないでね。笑)その流れで帰り際にアドレスを交換することになり、三十路もA君とB君と交換して帰りました。(この時代はまだLINEがなかったからね)
これが悪夢の始まりだったんです。
直接話すのは照れ臭いけどメールなら…
家に帰ると、メールを1件受信。
B君からでした。
"今日は楽しかったね。今度ご飯でも行こうよ"と…。
ほぼ話していなかったものの、無視するのは失礼と思い、当たり障りない文章で返信をし、寝ました。
次の日学校について、授業を受けているとメールを受信。
またB君からでした。
内容は"今日も可愛いね"…。
振り返ると斜め後ろにB君が満面の笑顔でこちらを見ています。
もちろん話しかけられる距離です。
メールは送ってくるのに、絶対話しかけてはこないことに少し気味悪くなってしまい、それからのメールは無視するようになりました。
君が心配なんだよ…
すると毎日のように
"何してるの?"
"大丈夫?"
"何かあったの?"
メールの嵐。
アドレスを変えるにも同じ大学だと怖くて出来ず。
授業中も授業に集中しているふりをして一切周りは見ず、ひっそりと大学生活を過ごしていました。
僕が守ってあげるから…
そんなある日、友達と学校帰りに買い物をしていると大きな地震にあいました。(確か震度5とかだった気がします)
かなり揺れましたが、すぐにおさまったので買い物さいかーい!と言っていたら、メールを受信。
もちろんB君からです。
"地震大丈夫だった?"
"今どこなの?"
"ケガしていない?"
さすがに連続してくるメールに一緒にいた友達からも返事しないと一生続くんじゃない?なんて言われて「大丈夫です」とだけ返信しました。
するとB君から
"俺が(俺なんてキャラじゃない)すぐに助けに行けないことだってあるんだから自分の身は自分で守れるようにしておかないと"
…は?
いつ誰が何処で何時何分あなたに助けて欲しいなんて言った?(古い。笑)
ていうか、むしろあなたのメール攻撃から助けて欲しいんですけど。
どこの王子様ですか~。
さすがにこの時ばかりは勘違い王子に憤りすら感じてアドレス変えました。
その後&まとめ
その後は、三十路にも無事彼氏が出来、アドレスを変えたことで話しかける勇気すらない勘違い王子はどこかに消えてゆきました。(興味がなかったので消息不明。笑)
めでたしめでたし。
今こうやって思い出して書くと、何をそんなに怯えることがと思うのですが、そこはやはりうら若き乙女(?)ストーカーとかになったらと考えて怖かったんでしょうね。
今は腹立たしさしか感じません。色んなことを経験するとこんなにも図太く逞しくなるものだなぁとしみじみ感じております。笑
そして、この記事思い出話なので、かるーく書くつもりがのってしまって、いつもより文字数いってしまっているという。笑
男運のなさには定評がある三十路は、まだまだダメンズの体験談多数持っておりますのでたまに織り交ぜて書いていこうと思います。
役には立たないであろう記事を読んでいただきありがとうございました。